4月、何かキラキラしたものが見たいなと思って衝動的にAKB48の劇場公演に申し込んだ。その結果、当選したのは以下の公演。突発的に申し込んだのでメンバーはほとんどが知らないメンバー。だけどとても楽しかった〜!
「初回は女性限定公演が敷居が低い」と聞いていたけれど、言葉通りペンライトやうちわを持っていない人も多く、気軽な気持ちで参加できた。
あとみんな座高が低いのでみやすい。
2023年4月
17期研究生「ただいま 恋愛中」公演
【出演メンバー】
小濱心音・佐藤綺星・畠山希美・平田侑希・布袋百椛・正鋳真優・水島美結・山﨑空
まず前提として私はシングルもジャケットが気にいったら買う、たまに気になるメンバーがいればモバメを数か月購読、それで得られる投票権で総選挙に一、二票投票するくらいのファンと名乗るのはおこがましい状態だ?
東京に出てきて何年か経つけれど、コンサートや握手会などには行ったことがないけど、なんとなく同性のアイドルの持つ「物語性」やその仕事への姿勢や生き様が好きで、ゆるーく気になる人を追いかけている。
なので知っているメンバーは選抜常連のメンバーだけで、今回のメンバーの内知っているのは佐藤綺星さんだけ。
だけどやっぱりAKB48はとっておきのアイドルで、終演までには(ファンの方のコールのおかげもあり)全員の顔と名前を覚えたし、自分よりいくつも年下の女の子たちが頑張っている姿に元気をもらえた。アイドルはやっぱり素敵。
そして社会人になって以来、まだ学生の年下の女の子達がこんなストレスフルな環境でひたむきに笑顔を振り向いて、アイドルをしていることに胸がぎゅっとなってしまう……。思春期くらいのまだ自意識が強い年代に容姿や能力を品評され、比べられるのって絶対きついと思う。
目の前にいるのは自分なのに、自分を全く見ずに遠くの人を見ているお客さんにどれくらいで慣れるものなんだろうか。意外と元々アイドルファンだったメンバーなら「そういうもの」としてすぐに割り切れるのかな。
(余談ですが、そんなアイドルの強さを描いたものとして、あややさんのこの感想ブログ記事が大好きです。)
初めて訪れた劇場は想像よりもコンパクトで、だけど今まで何度もメンバーのSNSで見た看板やドアがあって「本物だ!」と少し感動。
入場のシステムは一応事前に調べていったものの、周囲の方の見よう見まねで何とか列に並んだ。
劇場内に入ると本当にど真ん中に太い柱があり、かなり視界が遮られる構造で驚いた。
伝統ある柱とは聞いていたけれどミュージカルや舞台の劇場で、こんな劇場があったら絶対悪口言ってしまう。
・小濱心音さん
作り笑顔に慣れていない感じに惹かれた。
まだ表情が固く、微笑もうとしているのだろうけれど、口角が上がりきらなくて、口を横にきゅっと引き結んだみたいになっている。だけどその顔が可愛らしくて、不器用さも応援したくなってしまって途中ずっと目で追っていた。
この日のMCでは淀みなく受け答えをしていたけれど、常連らしいファンの方々の様子を見ると、MCもまだ慣れてないのかもしれない。
終演後気になってSNSを覗いたら先輩とのツーショットではすごく自然な可愛らしい笑みで写っていて、きっと緊張故の表情の固さなんだろうな〜!
北海道出身で親元を離れて頑張っているということだけで応援してしまう。今後自然に笑うようになったら、長年のファンの方々は成長を喜びつつもちょっと寂しくなるんだろうな。
・佐藤綺星さん
言わずと知れたスーパー研究生。ダンスも表情もひときわ目を引いて、オーラがあるってこのことなんだなー。
SNSを覗いたら、握手会でも戦略的に企画を行っているようですごい。フォロワーさん情報だと、Instagramでは秋元先生の全ての投稿に漏れなくいいねを送っているらしい。全方位への気遣いのうまさ、人生何週目?って感じ。
・畠山希美さん
スタイルがいい〜!最年少らしい。彼女もまだちょっと笑顔を作り慣れていない感があった。研修生なのに既に同期が何名も選抜入りしているの焦るだろうな。
・平田侑希さん
癖のないすらりとした美人でモデルさんみたい。キャッチコピーがアイドルっぽくて素敵。
・布袋百椛さん
小柄で童顔・可愛らしい声なのに、ふとした表情が年齢相応に大人びていてどきっとした。アイドルとしての自分なりの矜持がありそう。
お若く見えるから劇場公演特有の大人っぽい歌詞をうたっているのを見るとと若干の罪悪感が芽生える。
・正鋳真優さん
MCでの振る舞いが印象的。優しくて周囲に気を配れるいい子なんだろうな〜。
アイドルグループのムードメーカー担当ってあんまり得をしないイメージだけど、彼女の優しさや聡明さ・アイドルらしさは守られてほしい。
・水島美結さん
大人っぽい顔立ちだけれど、ちょっと不安げな表情が多いのが印象的。誰が見ても美人と評されるような綺麗なお顔立ちなのに、何だか自信なさげに見えた。
5月頃から見始めたOUT OF 48な感じだと、まじめで自分に求める水準が高いのかな。
・山﨑空さん
表情管理がプロ。落ち着いてこなれた雰囲気は選抜で場数を踏んできたからなんだろうか。
安定したトークやパフォーマンスを見ているとリーダーにも向いていそう。
コロナ対策で人数を減らしての公演だったおかげで一人一人を見られる時間が多くて、楽しかった。山崎さんと佐藤さんは二人だけ圧倒的なプロっぽさをすでに身にまとっていて、圧巻。
今、追いかけているOUT OF 48では17期、18期研究生が多く活躍していて、研究生の解像度がかなり上がったので、上がった状態でまた見に行きたいな〜